猫の手と描く手はそっくりだ

毎日毎日鉄板に焼かれるよりも、ホクホクのあの気持ちを食べるような毎日でありたい

「あなた」をカテゴライズしないで

 

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他人から言われた些細な言葉で、つい自分らしさをやめてしまったことがある

自分らしさってなんだろうね。

「あなたはこういう人だと思っていた」

「〇〇さんはこうなんでしょ」

「こういうことをする人は〇〇なんだよね」

という表面をなぞった中身をみてないような言葉が、突き刺さる

いや、中身なんてあるのだろうか?とさえ思う

 

人をカテゴライズすることは簡単だ

けれどもそのカテゴライズ通り生きようとするとどうも窮屈に感じる

まるで、それ以外を演じてはいけない。

と言われているような錯覚さえ覚えてしまうのだ

 

例えば、性格診断がわかりやすいかな

言われた「それ」を自分だと信じこんだり、真実だとおもうと

どうにも、虚しさを覚えてしまうのだ

 

人間ってそんな単純なものかい?

そんないろんなものに当てはまってしまう言葉だけで

そんな一点しか照らせていない言葉で

片付いてしまうのかい?

まだ自分でも見つけられなかった

未開拓のあなたが泣いていたりしないかい?

 

そんなことを時々おもったりするのだ。

「ああ、これしてみたいな」「これ好きだな」と思って

そうやって動いた先の形が「あなた」という人間を形創ると

私は信じてやまない

 

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スイートピー/蝶のように舞う・別離】

 

花が咲いて散っていくことを

鳥に翼があることを

風がそこに流れることを

否定できるものではないのに

無意識のうちに

いつか殴るように誰かにつけられた

傷跡のような優劣を

また他の誰かにつけそうになってしまう

 

そのたびに踏みとどまって

泣いている声が聞こえる

君は君のままで居ていいのにね